<春を感じて活ける野草花 >
<真竹と野草のアレンジメント。>
■春本番です!竹細工。
野山をトレッキングするのもいいですね。でも、いつも野山の中にいるわけにも行きませんよね。そんな時には、お部屋の中でアウトドア感覚を満喫できるMyオアシスを創作する等は如何ですか。



●材料調達。
ヤマフジ。アケビの蔓などは前もって準備して御座います。
先ずは竹素材の選び方。如何にカットするか。その取っ手のアレンジメントとは。
いろんな創作プランがありますので、各自決定していただきます。
竹素材には、自然な蔓がよく似合います。此処が「侘び寂び」ポイントの分かれ目なのです。
ツル素材を絡ませながら、お気に入りの持ち手を造り上げます。


植え付け ●野草などは、季節の応じたものを使用いたします。
御自身で持込、又は準備をしても差し支えありません。
これが好き!なんて植物がありましたら、ご遠慮なくお持ち下さい。

ご自宅の玄関先に置く場合。
又は窓辺などに置かれる場合には、遠めになる方に背丈の高いものを植え込みます。
竹コンテナは、植え込みスペースが限られていますので、用土で覆うよりもコケ類でカバーした方が水持ち良くなります。植え込みのポイントは、ギシギシに詰め込まないことです。空気が通うぐらいにして、苔をしっかりと廻しこみます。

寄せ植え●寄せ植えの留意点

切り出した直後の竹素材は、深緑色をしています。
野草葉の殆どが同じ色をしています。ただ花だけはピンクや黄緑色などの淡く優しい色彩をしています。もし、他の花を活けたい場合には、背丈が低い蘭系統も似合います。早春などには、シュンランなども見栄えします。
写真では、ヤマシダを植え込みました。
これらは、ショウジョウバカマとトキソウの間に植え込んでいます。
詰まり、異種の草花を分けている為です。
●竹コンテナでは、コケ類の使い道が一番大事です。
苔は日毎に生長しますので、日を置かずして管理しなければ干し上がってしまいます。
こうなりますと、水分を保持するどころか撥ね付けるようになってしまいます。要注意です!竹とラン

●竹そのものには、侘び寂びの要素が多く含まれています。
どうしても落ち着きが深い場合には、思い切って晴れやかな明るいランを植えつけるとイメージが変わります。
自然素材を使用する場合は、テーマや型に囚われずにその日の雰囲気、気分のままに創作する事が大事です。そしていつも、水気(イオン)があるようにしてください。
何気なく飾るお部屋のオアシス。きっとあなたの心を癒してくれる事でしょう。
郡山市民学校講義のお知らせ。
●ガーデニング教室
 場所:片平ふれあいセンター:講義内容:コンテナガーデンとツル細工。
 5月18日。6月1日。15日。29日(木曜日)午前9時30分〜11時30分
 @竹と野草のコンテナガーデン。A一輪挿しのカゴつくり。
 Bアケビ蔓のバスケット。Cハンギングアレンジメント。
●三穂田公民館開催
ナチュラルファーム「フラワーバスケット」   「カゴ細工」