三春城下 雪村庵 探訪
「雪村庵 」

■雪村周継は、室町時代後期から戦国時代にかけて活動した日本を代表する禅僧の画僧です。山水画から人物画。鼻鳥画などを得意として画いていた。現存する作品だけでも、200点が確認されている。
その中には、国の重要文化財に指定されている作品もある。郡山市立美術館屋、国内外の美術館にも収納されて高い評価を受けています。

■現在の雪村庵 は、本宮三春線沿いにある。
その佇まいは、春は桜。秋の紅葉と、大きな竹やぶを背景にして、四季折々の風情を見せています。一人旅でも、夫婦旅でも、何かを感じられそうな心落ちつく場所でもある。


「桜の巨木」
■雪村庵 は、雪村没後に建て直されたそうだ。
しかし、心なしか今でもその名残が漂ってういるように思える。春の雪村桜は見事です!

階段登りての左側に、真弓の根本付近から湧き出る雪村清水があります。今は使われていないようで、手入れはされていなかったが、確かに水が染み出ていました。
何気ない草むらの場所でも、画僧も見詰ていた風景だと思うと、幻想の世界に入り込める気がします。
<東京藝術大学大学美術館 雪村収蔵品参照>
「縁側」
雪村庵 には、昔懐かしい縁側がある。
昔懐かしい?と言ったのは、郡山市近郊の開拓地内あった集落寄り合い所に似ていました。陽の当たる縁側に座っていると、野鳥の声が聞こえてきます。雪村庵縁側から、磐越西線方面の小さな山を見ました。もう11月。秋真っ盛りの紅葉が、眩いぐらいに輝いていました。

雪村庵 から、5キロほど東に向かうと、城下町でもある三春町に至る。この付近には、神社仏閣から道筋の石仏まで見る事ができます。例え無縁仏でも、近くの爺っちゃんや婆ちゃんに聞いてみると、その謂れや伝説が昨日の話の如く聞く事ができます。「旅」それは、自分自身の想い出のページとなるでしょう。ドキュメントルポライター:YOHIO.W
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■場所:福島県郡山市西田町大田字雪村■行き方:磐越東線三春駅下車徒歩15分
■駐車場:30台ぐらいOKです。■トイレ: 有。案内板あり。